はじめに:4つのタブの使い分け
このツールは 実機を動かす前に操業条件を決める ためのものです。基本は「条件設計」だけ使えば足ります。
条件設計(このタブ)すき間・速度・浴温・板幅・ガス種を固定し、
目標目付を出す「噴射圧力」と「ノズル距離」を求める
目標目付を出す「噴射圧力」と「ノズル距離」を求める
かんたん速度もすき間も未定のとき。ガス種・板幅・目標目付だけで
条件一式をまるごと提案する
条件一式をまるごと提案する
検証決めた条件の余裕を見る。
条件がずれたとき目付がどう動くかをグラフで確認する
条件がずれたとき目付がどう動くかをグラフで確認する
実績校正実機の実測目付CSVを読ませてモデルを自ライン用に補正する。
最初に一度やっておくと以降の精度が上がる
最初に一度やっておくと以降の精度が上がる
1いま変えられない条件
設備・製品側で決まっている条件を入力します。これを固定したまま、目標目付を出すための 噴射圧力 と ノズル距離 を計算します。
2目標
作りたい 片面 目付を入力します(両面値ではありません)。
両面合計の目安:120.0 g/m²
本ツールの結果は実機保証値ではありません。事前設定・条件検討の目安として使用してください。
3つ入れるだけの条件出し
ノズルすき間・通板速度・浴温がまだ決まっていない段階で使います。
ガス種・板幅・目標片面目付 だけから、標準操業を前提にした条件一式
(すき間/通板速度/浴温/噴射圧力/ノズル距離)を提案します。
前提条件を変える(通常は変更不要)
ノズルすき間ごとに「目標目付を安全に出せる範囲での最大通板速度」を求め、生産性と安定性のバランスで順位付けしています。
この条件で本当に大丈夫か確かめる
「条件設計」「かんたん設計」で決めた条件がここに入っています。
数値を直接動かして どれくらい余裕があるか、条件がずれたらどうなるか を確認してください。
予測結果
「再計算する」を押してください。
リスク判定
操業前に確認すべき3点です。
1項目だけ動かしたときの目付
縦軸はすべて 片面目付 [g/m²]。赤い破線 が目標値、
● がいまの条件です。線が急なほど、その項目のブレが目付に効きます。
噴射圧力を変えたら
ノズル距離を変えたら
通板速度を変えたら
噴射圧力 × ノズル距離 マップ
色は片面目付。太い黒線が「目標目付ちょうど」のラインで、この線の上ならどこでも目標になります。
線が寝ている(横に長い)ほど、その付近は圧力のブレに強い条件です。
赤い点線より右下 はスプラッシュ発生域なので避けてください。★ が現在の条件です。
目標目付ライン
スプラッシュ発生限界(We/We*=1)
★ 現在条件
装置と条件の関係(模式図)
入力した条件が図に反映されます。縮尺は実機と異なります。
専門家向け:ノズル近傍の分布と計算内訳
横軸 x は鋼板に沿った位置。x=0 が噴流の中心(よどみ点)、プラス側が引き上げ方向(上)です。
圧力勾配とせん断が液膜を押し戻し、流束が最小になる位置(メータリング点)で最終膜厚が決まります。
① 衝突圧力 P(x)
② 壁面せん断応力 τ(x)
③ 液膜厚さ t(x)
④ 計算内訳
⑤ モデルからの注意
実機の実績にモデルを合わせる
このツールは公開文献の相関式ベースなので、そのままでは自ラインと数%〜十数%ずれます。
実機で測った目付データを読み込むと、モデルを自ライン用に補正します。
補正後は「条件設計」「かんたん設計」「検証」のすべての計算に自動で反映されます。
一度実行すればブラウザに保存され、次回起動時も有効です。
1実績CSVを読み込む
条件がばらついた実績が 8件以上 必要です(圧力・速度・すき間・距離・実測目付それぞれ3水準以上)。
📄
CSVファイルを選ぶ
パソコンならドラッグ&ドロップも可
まだ読み込まれていません
CSVの列(必須7列)
| 列名 | 意味 | 単位 |
|---|---|---|
| plenum_pressure_kpa | 噴射圧力(プレナムゲージ圧) | kPa |
| nozzle_gap_mm | ノズルすき間 | mm |
| nozzle_strip_distance_mm | ノズル-鋼板距離 | mm |
| line_speed_mpm | 通板速度 | m/min |
| strip_width_mm | 板幅 | mm |
| bath_temp_c | 浴温 | ℃ |
| measured_cw_one_side_gm2 | 実測片面目付 | g/m² |
| gas_type | 任意(air / nitrogen)。無い場合は air | - |